- 「ポーカーをプレイしたいけど、専門用語やルールがわからない」
- 「ポーカーで勝つための戦略を知りたい」
- 「日本での賭けポーカーは違法なのか知りたい」
こんな悩みを抱えていませんか?
ポーカーは世界中で、幅広い年齢層に愛されているトランプゲームです。
しかし、細かいルールや専門用語がたくさんあり、初心者の方には難しいところが多いと思います。
そこで本記事では、ポーカーの基本ルールや、戦略、日本での賭けポーカーの違法性について徹底解説していきます。
ポーカーの基本ルール
ポーカーというゲームは、「5枚のカードから役をそろえ、役の強さで勝負する」というシンプルなゲームです。
ゲームの内容は簡単にいうと、以下のように進んでいきます。
- 2枚のカードがプレイヤーに配られる
- ラウンドごとに場札に表向きのカードが並べられる
- プレイヤーが順番に、チップを賭ける・ゲームを続行・降りるを選択していく
- プレイヤー同士が役の強さで勝負
場札のカードは、1ラウンドごとに1枚ずつ並べられ、合計5枚のカードが場札に並びます。
プレイヤーは、最初に配られた2枚のカードと、場札にある5枚のカードから役を作り、その役の強さで勝負をするのです。
最終的に最も多いチップを持った人が勝ちとなります。
プレイ人数は最低2~10人で行い、ジョーカーを除く52枚のトランプカードを使用していきます。
カード単体の強さは、2、3~K、Aと、数字が大きくなるほど強くなります。
プレイヤーたちが同じ役で勝負をする場合、カード単体の強さで勝敗が決まります。
たとえば、Aの2ペアのプレイヤーと、3のツーペアのプレイヤーが勝負する場合、Aの2ペアを持ったプレイヤーの勝利となります。
ポーカーで使用される役一覧
ここでは、ポーカーで使用される役を一覧表にしてご紹介していきます。
役を弱い順で並べ、確率も記載しておりますので参考にしてみてください。
役名 | 役の説明 | 確率 |
---|---|---|
ハイカード | 以下のどの役にも該当しないカードの組み合わせ | 50.1177% (1/2) |
ワンペア | 同じ数字のカードが2枚 | 42.2569% (1/2.37) |
ツーペア | 同じ数字のカード2枚が2セット | 4.7539% (1/21) |
スリーカード | 同じ数字のカードが3枚 | 2.1128% (1/47) |
ストレート | 数字が連続する5枚のカード | 0.3925% (1/255) |
フラッシュ | 5枚すべてが同じ色 | 0.197% (1/509) |
フルハウス | スリーカードとワンペアの組み合わせ | 0.1441% (1/694) |
フォーカード | 同じ数字のカードが4枚 | 0.0240% (1/4,165) |
ストレートフラッシュ | 数字が連続する5枚のカードと、色がすべて同一 | 0.00139% (1/72,193) |
ロイヤルストレートフラッシュ | 同じ色の、「10、J、Q、K、A」の5枚 | 0.000154% (1/649,740) |
ポーカー初心者が覚えておくべき賭けの基本用語
ここでは、ポーカー初心者が覚えておくべき賭けの基本用語について、ご紹介していきます。
コール
「コール」とは、場にかけられたチップと同じ数のチップを出すことです。
たとえば、場にかけられたチップ数が10枚であった場合、自分がそのゲームを続行するためには、10チップを賭けなければなりません。
つまり、コールは自分がそのゲームを続行するか、降りるかを選択する行為とも言い換えられます。
- 10チップを場に出す→ゲームを続行できる
- 10チップを出さない→その場でゲームを降りる
ポーカーでは、コールをするかしないかを慎重に判断することが重要になります。
ベット
「ベット」とは、チップを誰も場に賭けていない状態で賭けることです。
例えば、3人でポーカーを行った場合、3人の中で一番最初にチップを賭ける行為のことを指します。
すでに誰かがチップを賭けている状態で、上乗せしてチップを賭けることは「レイズ」というので、しっかりと区別しましょう。
レイズ
「レイズ」とは、場に賭けられているチップに上乗せしてチップを賭けることです。
たとえば、場に賭けられているチップが10枚の場合、プレイヤーがそれ以上のチップを上乗せして賭けることを指します。
- 10枚を場に出す→コール
- 20枚を場に出す→レイズ
「コール」「ベット」「レイズ」は紛らわしいので、しっかりと区別して覚えましょう。
フォールド
「フォールド」とは、ゲームを降りることです。
自分のターンでは、「ゲームを続行」「チップを賭ける」「降りる」の3つを選べます。
場にかけられている以上のチップを支払わなければゲームを続行できませんが、チップを払わずに勝負を降りる選択もあります。
その行為を「フォールド」というのです。
ポーカーでは、なるべくリスクを冒さずに勝負することが重要になるため、無理な勝負をせずにフォールドすることが大事になります。
チェック
「チェック」とは、まだ誰も場にチップを賭けていない時に、チップを賭けずに順番を回すことです。
無駄なチップを払わずに相手にターンを譲れるので、相手の様子を観察したり、次のカードを見たりできます。
「チェック」はチップの節約や相手の動向を把握するための有効な手段となるため、ポーカーいおいて非常に重要なアクションとなります。
オールイン
「オールイン」とは、自分の持っているチップをすべて賭けることです。
「オールイン」をした場合、そのゲームの勝負時までアクションができません。
すべてのチップを賭けるので、そのラウンドで負けた場合、瞬時に敗北が決まるというリスクがありますが、プレッシャーをかけられるというメリットもあります。
たとえば、なかなか相手が「フォールド」しないときに、「オールイン」をすることによって、ゲームを降りさせたり、大きなプレッシャーをかけれたりできるのです。
ハイリスク・ハイリターンの行為になるので、慎重に行う必要があります。
ポーカーの賭けで勝つための戦略
ポーカーの賭けで勝つためには、カードの運だけでなく戦略が重要になってきます。
ここでは、ポーカーで勝つための戦略についてご紹介します。
ブラフを使った心理戦
ポーカーでは、ブラフを使って相手をだますという心理的な戦略が有効になります。
「ブラフとは、自分のカードが弱いにもかかわらず強そうに見せる行為」
自分のカードが弱い場合フォールドする選択肢もありますが、自分のカードを強そうに見せて、相手を降ろさせることもできます。
例えば、ポーカーで最弱と言われている2と7のカードが配られたとしましょう。
普通ならゲームを降りることが最適ですが、あえてチップを上乗せしたり、オールインをしたりすることによって、相手をゲームから降ろさせます。
このように、手札の強さにかかわらず、ブラフを使った心理戦に持ち込むことでゲームに勝利できるのです。
リスク管理と資金管理
ポーカーでは、リスク管理と資金管理が勝負を左右する重要な要素となってきます。
リスク管理では、自分の手札の強さや相手の行動を慎重に判断し、無理な賭けを避けることが必要になります。
たとえば、自分の手札が弱い時はフォールドをし、チップの損失を最小限に抑えることが重要です。
資金管理においては、賭けに使うチップを計画的に管理することが重要です。
理由もなく大きなチップを賭けたり、勝てるゲームでもチップを賭けないなんてことは避けなければなりません。
このように、ポーカーで勝つためには、リスク管理と資金管理を徹底する必要があるのです。
日本での賭けポーカーは違法なのか?
結論から言うと、日本での賭けポーカーは違法です。
日本の賭博に関する法律には、賭け事を規定する「刑法」第185条と186条があります。
賭博罪とは、金銭や品物などをかけて賭け事・ギャンブルを行う行為に対して適応される刑法で、正式には賭博及び富くじに関する罪という名称で規定されているそうです。
※引用:違法賭博で逮捕!?賭博罪とは?
そのため、日本でポーカーを楽しむには、以下のような賭けを伴わないゲームをする必要があります。
- 賭けを伴わないポーカーゲームのアプリやサイト
- 友人や家族と、掛け金なしでのポーカー
- 商品が景品程度のポーカー大会やイベントへの参加
しかし、海外が運営するオンラインポーカーは、法律の対象外とされることが多く、グレーゾーンとなっています。
法律的には違法であるため、リスクを危惧している人は利用しないことをおすすめします。
どうしても安全に賭けポーカーを行いたい方は、法律的に許容されている国でプレイしましょう。
まとめ:ポーカーの賭け方やルール・日本で遊ぶ際の違法性
この記事では、ポーカーのルールや賭け方・日本での賭けポーカーの違法性についてご紹介しました。
本記事で紹介したポーカーのルールや賭け方、用語を覚えていただけば、基本的な部分は問題ありません。
ポーカーで勝つためには、とにかく戦略を駆使して実践を踏んでいきましょう。
日本での賭けポーカーは違法であるため、グレーゾーンであるオンラインポーカーも、法律的なリスクを危惧する方はやめておくことをおすすめします。