カジノの王様とも呼ばれるブラックジャックは、シンプルながら奥が深いゲーム性によって世界中のギャンブラーから親しまれている王道ゲームです。
ブラックジャックには、様々な専門用語が存在するため、カジノ初心者は戸惑うかもしれません。
そんな方に向けて、本記事では、超基本のブラックジャック用語から少し専門的な用語まで初心者にもわかりやすく解説します。
本記事では、
- ブラックジャックで必須の基本用語
- ゲームのアクションで使用する用語
- カードに関する用語
- ブラックジャックのゲーム進行に関する用語
- ブラックジャックで使える戦略系の用語
- オンカジのブラックジャックで使われる用語
- ブラックジャックの種類の名称
などについて詳しく解説していくので、ぜひ最後までお付き合いください。
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ブラックジャックの基本用語
まずは、カジノで初めてブラックジャックをプレイするという人が最低限押さえておいた方が用語を5つ紹介します。
ディール(Deal)
ディールとは、ゲームの開始を意味します。
オンラインカジノのビデオブラックジャックの場合は、「ディールボタン」というものが画面上に表示され、クリックするとゲームが始まります。
ヒット(Hit)
ヒットとは、追加のカードを引くというアクションのことを指します。
ブラックジャックは、カードの合計の数字を21に近づけるゲームです。
14や15などの21から少し遠い合計値の場合は、ヒットをして21に近づけるようにしましょう。
カードの合計が21を超えバーストしない限り、何回でもヒットすることができます。
スタンド(Stand)
ヒットとは反対にスタンドは、これ以上カードを引かないことを宣言するアクションです。
プレイヤーが自分の手札がすでに強いと感じた場合や、バーストのリスクが高いと判断した場合にスタンドを選択します。
バースト(Bust)
バーストは、手札の合計が21を超えてしまうことを指します。
バーストした時点でそのプレイヤーの負けが決まってしまいます。
ブラックジャック(Blackjack)
ブラックジャックは、ナチュラルブラックジャックとも呼ばれ、最初の2枚のカードでエースと10のカード(10、J、Q、K)という組み合わせを引き、合計の数字が21になることを指します。
ナチュラルブラックジャックは、ハンドであり、1.5倍の配当が払い出されます。
ディーラーもナチュラルブラックジャックを引いてしまった場合は、プッシュとなり賭け額が返ってきます。
ブラックジャックのアクション用語
ブラックジャックは、カジノゲームの中でも特にプレイヤーの判断で結果が変わるゲームです。
ここからは、プレイヤーがゲーム中に行えるアクションの用語を5つ紹介します。
ダブルダウン(Double Down)
ダブルダウンは、最初の2枚のカードを見た後に、賭け金を2倍にして1枚だけカードを引くというアクションです。
1枚しか追加のカードを引くことができないため、リスクはありますが、最初の2枚のカードの合計が10の場合など有利な場面で配当を倍にすることができる可能性を秘めています。
チャンスだと思った場合には、積極的に使用しましょう。
スプリット(Split)
スプリットは、最初に配られた2枚のカードが同じ数字(例:8と8)の場合に、手札を2つに分けてプレイするアクションです。
各手札に対して新たに賭け金を置き、2つの独立した手札としてプレイします。
スプリットしないと弱い手札でもスプリットしたことで有利になる場合もあります。
サレンダー(Surrender)
サレンダーは、最初の2枚のカードを見た後に、手札を放棄して賭け金の半分を回収するアクションです。
不利な状況で使用することで、損失を最小限に抑えることができます。
ただ、テーブルによってはサレンダーができない場合もあるので、前もってルールを確認するようにしましょう。
オンラインカジノのブラックジャックでは、使えない場合が多いです。
インシュランス(Insurance)
インシュランスは、ディーラーのアップカードがエースの場合にだけ行える特別なアクションです。
ディーラーがブラックジャックを持っている可能性に対して、賭け金の半分をベットすることができます。
インシュランスは、期待値を下げるアクションだと言われているため、基本的には行わないことをおすすめします。
イーブンマネー(Even Money)
イーブンマネーは、プレイヤーの手札がナチュラルブラックジャックでディーラーのアップカードがエースの場合に行えるアクションです。
ベット額の半分をイーブンマネーに賭けることができ、的中したら3倍の配当がもらえます。
ナチュラルブラックジャック同士は、プッシュとなってしまうため、プラス収支を狙いたいという方には、おすすめのアクションです。
ブラックジャックのカード関連の用語
ブラックジャックの基本ルールを覚えたという中級者以上の方は、カード関連の用語を覚えることをおすすめします。
カード関連の用語や意味を理解することで立ち回りに活かすことができるでしょう。
アップカード(Up Card)
アップカードとは、ディーラーの2枚のカードのうち、伏せられていないカードのことです。
プレイヤーは、アップカードの数字を確認して、ディーラーが強いか弱気かを判断し立ち回ります。
初心者の方は、自分の手札だけを気にしがちですが、ディーラーのアップカードを確認することは、かなり大事なポイントなので押さえておくようにしましょう。
ホールカード(Hole Card)
ホールカードは、ディーラーの2枚のカードのうち、裏向きに伏せられているカードのことです。
ホールカードは、プレイヤーの全てのアクションが終わった後に明かされます。
ピクチャーカード(Picture Card)
ペイントカードは、J(ジャック)、Q(クイーン)、K(キング)を指す用語です。
絵柄のカードのことですね。
ブラックジャックでは、絵柄のカードは全て10として数えます。
ソフトハンド(Soft Hand)
ソフトハンドは、エースを含む手札で、エースを1または11として数えることができる状態のことです。
例えば、エースと6の組み合わせは、7または17として数えることができるので、ソフトハンドということになります。
ハードハンド(Hard Hand)
ハードハンドは、エースを含まない手札、またはエースを1としてしか数えられない手札を指します。
例えば、10と7の組み合わせや、エースと6と10の組み合わせ(エースは1としてしか数えられない)がハードハンドとなります。
ブラックジャックのゲーム進行に関する用語
ブラックジャックのゲーム進行に関する用語も解説していきます。
用語を覚えていなくてもゲームに支障をきたすということはありませんが、覚えておいて損はないので、覚えておきましょう。
プッシュ(Push)
プッシュは、プレイヤーとディーラーの手札の合計が同じ場合を指します。
この場合、引き分けとなるため、ベットした賭け金は、そのまま返ってきます。
シュー(Shoe)
シューとは、ブラックジャックで使うカードのデッキが入っている箱のことを指します。
基本的には、6-8デッキ分のカードがシャッフルされシューに入れられます。
ディーラーは、このシューからカードを一枚ずつ引き、プレイヤーとディーラー自身にカードを配ります。
最近では、自動シャッフル機能がついたシューもあります。その場合には、ディーラーがシャッフルすることはありません。
カットカード(Cut Card)
カットカードは、シューの中に挿入される色付きのプラスチックカードです。
このカードが現れると、それがデッキの最後のゲームとなり、次のゲームからは新しいシューが使用されます。
ブラックジャックで使える戦略とテクニックに関する用語
ブラックジャックで勝率を上げたいと考えている人は、ただ闇雲に賭け続けることはおすすめできません。
ブラックジャックには、多数の戦略が存在するため、ここからは、ブラックジャックの戦略に関する用語を紹介します。
ベーシックストラテジー(Basic Strategy)
ベーシックストラテジーとは、ブラックジャックを統計的に分析し、最善のアクションを示した定石のことです。
プレイヤーの二枚のカードとディーラーの一枚のカードから、最も期待値の高いアクションを教えてくれます。
カードカウンティング(Card Counting)
カードカウンティングは、プロなら必ず使えると言われているブラックジャックのテクニックです。
カウンティングとは、テーブルに出されたカードの数字を覚え、シューに残っているカードでどの数字が多いか予測するという超上級者向けスキルです。
ランドカジノのほとんどでは、カウンティングはお断りとなっているので、注意しましょう。
ペネトレーション(Penetration)
ペネトレーションとは、次のシューまでにどれくらいのカードがゲームに使用されるかを表す割合です。
ブラックジャックでは、6-8デッキが使われますが、全てのカードが使われるというわけではなく、カッティングカードがシューから出たら、シューにカードが残っていても次のシューに交換します。
このペネトレーションが深ければ深いほど、カウンティングの効果が出やすいです。
カジノとテーブルに関する用語
ブラックジャックのテーブルで使われる用語を3つ紹介します。
特にミニマムベットとマキシマムベットの概念は、必ず押さえておくようしましょう。
ピット(Pit)
ピットは、カジノ内でテーブルゲームが集まっているエリアのことです。
ブラックジャックテーブルもこのピット内に設置されています。
ミニマムベット(Minimum Bet)
ミニマムベットは、そのテーブルで許可されている最小の賭け金額を指します。
初心者や予算の限られたプレイヤーは、ミニマムベットの低いテーブルを選ぶことが多いです。
マキシマムベット(Maximum Bet)
マキシマムベットは、そのテーブルで許可されている最大の賭け金額を指します。
ハイローラー(大金を賭けるプレイヤー)向けのテーブルでは、マキシマムベットが高く設定されていることが多いです。
オンラインブラックジャックの用語
オンラインカジノの人気は、年々高まっているため、オンラインブラックジャックも人気を集めています。
ここからは、オンラインブラックジャック特有の用語を解説します。
RNG(Random Number Generator)
RNGは、ランダムナンバージェネレーターの略で、オンラインカジノで使用される乱数生成機のことを指します。
ライブカジノのブラックジャックでは使われることはないですが、ビデオブラックジャックと呼ばれるコンピューターと対戦するタイプのブラックジャックでは使用されます。
ライブディーラーゲーム(Live Dealer Game)
ライブディーラーゲームとは、ライブカジノ内で遊べるブラックジャックのゲームのことです。
ライブカジノは、本場の臨場感が味わえるという点が最大のメリットですね。
海外のカジノに行きたいけど、なかなか休暇が取れないという方には、ライブカジノをおすすめします。
マルチハンド(Multi-Hand)
マルチハンドは、1人のプレイヤーが同時に複数の手札をプレイすることのことです。
ランドカジノのブラックジャックでは、マルチハンドが禁止されていることも多いですが、オンラインブラックジャックのほとんどでは許可されています。
効率的にこなしていきたいという人は、マルチハンドで立ち回りましょう。
ペイアウト率(Payout Rate)
ペイアウト率は、還元率のことを指すギャンブル用語です。
RTPと略されることが多く、大体のオンラインカジノでは、ゲームルール説明欄に記載されています。
勝ちにこだわるプレイヤーは、RTPの高いゲームを選ぶようにしましょう。
プロ向けのブラックジャック用語
ここからは、ブラックジャックにすでに精通している上級者やプロが使う用語を紹介します。
初心者の方が覚える必要はほとんどないので、読み飛ばしてしまってもOKです。
ハイローカウント(Hi-Lo Count)
ハイローカウントは、最も使われているカードカウンティング方法の一つです。
- 2~6→+1
- 7~9→0
- 10~A→-1
とカードの種類を3分割します。
カウントが大きくプラスになっている時は、シューにはピクチャーのカードが多くプレイヤーに有利です。
反対にカウントが小さい場合には、シューにはピクチャーがあまり残っていないので、小さく賭けるようにしましょう。
ウォンゴ(Wonging)
ウォンゴは、カードカウンティングの一種で、カウントが有利になるまでテーブルを観察し、有利な状況になったときだけプレイに参加する戦略です。
ハイエナのような立ち回りですね。
カジノ側もこの戦略を警戒しており、バレてしまったら出禁になってしまうこともあるので、注意しましょう。
バックカウンティング(Back Counting)
バックカウンティングは、ウォンゴと似ていますが、テーブルから離れた場所でカウンティングを行い、有利な状況になったときにプレイに参加する戦略です。
ウォンゴよりもバレづらいというメリットはありますが、こちらもバレてしまったら出禁になってしまう可能性があるので、リスクを覚悟した上で行いましょう。
ディビエーション(Deviation)
ディビエーションは、ベーシックストラテジーから意図的に外れてプレイすることを指します。
カードカウンティングができないプレイヤーは、ベーシックストラテジーに従うというのが最善のアクションです。
ただ、例外としてカードカウンティングができるプレイヤーは、状況に応じてベーシックストラテジーを無視した立ち回りを行います。
ブラックジャックの用語解説 まとめ
ブラックジャックは、初心者からプロまで様々なプレイヤーから親しまれているゲームです。
初心者を脱却して、ある程度稼げる中~上級者になるためには、本記事で紹介した用語を覚えることは必要不可欠です。
まずは、基本的な用語から覚え、最終的にはカードカウンティングまでマスターできれば、ブラックジャックで安定して稼ぐことができるようになるでしょう。
本記事を読んでブラックジャックで実践してみたくなったという方は、ぜひオンラインブラックジャックで立ち回ってみてください。
それでは。